国際的に評価される作家による、コレクション性の高い陶芸作品を厳選しました。

Skulptur Goldene Rose

美しいものの世界

「美には信じがたい力があります」と、ニューヨークを拠点に活動するオーストリア出身の著名デザイナー、ステファン・ザグマイスターは語ります。彼はそのポジティブな作用を信じ、長年このテーマに深く取り組んできました。そこから、美学の価値とその機能に新たな視点を投げかけています。

何世紀にもわたり、芸術とデザインは美を目指してきました。美とは、プラトンからカントに至るまで、哲学者や思想家を常に惹きつけてきた複雑な問いです。19世紀末まではこのテーマがなお本質的な意味を持っていましたが、1896年、アメリカの建築家ルイス・サリヴァンは「形態は機能に従う」という原則を示し、建物や物の形はその機能から直接導かれるべきだと強調しました。1908年には、ウィーンの建築家アドルフ・ロースが論考の中で装飾を犯罪と呼び、過ぎ去った時代の名残であり、近代社会にはもはや居場所がないものだとしました。こうした考えはモダニズムの原理となり、美はキッチュとして社会、デザイン、建築から追放されていきました。

20世紀から21世紀にかけてのほぼ全体を通じ、デザインの言説において美はむしろ否定的に捉えられてきました。ザグマイスターはこの反感に対し、説得力のある議論をもって応え、魅力的なデザインにおける中心的かつ機能的な要素として美を実感させます。「美は単なる表面的な戦略ではありません。形、色、素材性、構成、そして私たちの美的感覚、特に視覚に訴えるフォルムの組み合わせから成り立っています。」ザグマイスターによれば、美は人間的な価値であるだけでなく、一般に驚くべき力を持っています。ものは美しいときにこそ、よく機能する。彼は、美が私たちの気分や幸福感に影響を与えると確信しています。美しいものに囲まれることには、困難な人生の局面を乗り越える力もあります。

ジェシカ・ウォルシュとの共著である著書 Beauty において、ザグマイスターは美という概念と、それが芸術、デザイン、日常生活において持つ意味を深く考察しています。この本は、私たちの世界における美学と美の意味、そしてそれらの原理を日々の暮らしにどう取り入れることができるかを考えるきっかけを与えてくれます。

Beauty, Sagmeister & Walsh, Verlag Hermann Schmidt, 2019(第2版)

検索